「いっしょ」と言う話。
通勤の街道沿いの森で、クヌギの木が数本枯れていた。
何故クヌギだけが、と思った。
以前、名古屋大学に共同研究で通っていた時のこと。
キャンパスに枯れかけの木があった。
かわいそうになと手を触れたら、命がつきる際のさけびのような切ない声が聞こえた。
聞いてあげられて良かった
そこで、疑問に思ったことを、周りの木達に聞いてみた。
「君たちはどこから来て、どこへ行くんだい?」
すると、
「いっしょだよ」
と、答えが返ってきた。
確かに、地獄と言う場所には緑の植物は似合わない。
緑は天国に似合う。
「そうか、一緒か・・・」
嬉しくなった。
私たちは一緒なんだ。


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