今回は、亡くなった合氣道仲間の法事で、滋賀に帰ってきていた。
その亡くなった友人は、何回か前の前世で私の弟だったと、生前言っていた。
彼はプロレスラーみたいな体型だったが、心は繊細で純粋すぎて生き辛らそうだった。
合氣道、居合道と出会えて、ようやく居場所を見つけたようだった。
強かったなあ。
お互いの刀を抜き、刀からほとばしるオーラを眺めながら、
「ライトサーベルみたいだな。俺たちの稽古は間違ってなかったな。」
なんて話したっけ。
「武器技は、武器まで氣を流し、体の一部と成す鍛練法」なんて稽古、どこでもしてないだろうな…
こんな事ばかりしてたから、私はこんなになったのだ・・・って、意味解りますか?
麓の三上神社を参拝して法事に行くつもりだった。

御三上神社
しかし参拝してみると、登りたくて仕方なくなり、駆け登った。
登り始めると、不思議に疲れがどんどん消えてゆく。
山がお尻を押し上げてくれた。
ここは強力なパワースポットなのだ。

三上山太陽石
山頂にある御神体の巨石(しめ縄が張ってある)に結跏趺坐して瞑想した。
ご神体に登らせてもらおうと靴や靴下を脱いでいると、子供達が見ている。
「この岩はご神体言うて、神様が降りる場所やから、裸足でのぼらなかんのやで。」
(本当は裸足でも登ったらいけないんだろうな・・・)
と、話しかけた。
「はぁ?」みたいに見るので、
「神様ってほんまにおるんやで。」
「この岩にギュッと抱き着いて、”大好き!!”ってやったら、お山も”フフフッ!”って喜ぶで。」
なんて話していたら、ご両親は笑っていた。
ご両親には、「近所の雪野山もいいですよ、神様いましたよ。」と、話をした。
良い出会いだった。
この岩は、ピラミッドの頂上部に置かれる「太陽石」だ。
この岩の上で、空海上人が比叡山に向かい結跏趺坐しておられる映像が見えた。
間違いないと思う。
麓の寺には、空海上人が描いたと言われる不動明王の岩絵がある。
急いで降りて本来の目的の法事に・・。
登る前より元気になっていた。
ありがとう。
近県の方は、訪れて欲しい。
まず麓の三上神社をお参り。
御神体の山に登らせてもらうと、頭を下げる。
山頂まで三〇分程度。
木の根を踏まないように登ろう。
お願いなんてしない。
感謝だけ。
私が他の山を登ると、
「三上山の菊池が来た・・・」
と、山や森が囁くと言われた。
本当に、「私はあなた」で、「あなたは私」だったのだ。
私たちは一緒!
私たちは愛であり光であり真理なんだ。


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