滋賀県野洲市にある三上山。
「巳神山」蛇の神様、竜神様の山なのだろう。
きれいな三角形の山容。
それゆえ地元では近江富士と呼ばれる。
「日本最古のピラミッド」とも言われる。
その昔、巨大ムカデがお山に七回り半巻き付いた。
三上山の蛇神様が、俵藤太に頼み退治してもらった。
そんな言い伝えがある。
でも何故七回り半?・・・光の早さは、一秒で地球を七回り半の速さなのだが。
「ホツマツタヱ」と言う古伝はご存じだろうか?
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)二神の長女、蛭子姫(下照姫)は、夫の思金尊と共に三上山で政を執り行ったとある。
多分ここかな。

三上山神社跡
天照大神様のお兄様だったはずの恵比寿様は、実は女神様だった。
知人の霊能者さんが、橋本の丹生都比売神社さんにお参りした時のこと、
「丹生都比売様・・・」と呼びかけたら、
「下照じゃ!」と、怒られたと言っていた。
本当は男神様の天照様に対して女神の下照様だという事だろう。
そんな不思議な伝えがいっぱいの山である。
さて、前世でもこのお山に世話になっているかもしれない。
今度聞いてみよう。
この山の麓に20年住んだ。
こんな事があった。
「愛」って言葉がありふれて、気軽に使われているのが我慢ならなかった。
「愛って何?」と、瞑想していた。
すると三上山が話しかけてきた。
「君は僕だよ」
「君は山であり川である」
「大地であり大気であり水である」
「そう、みんな一緒なんだ」
「そのことを人の言葉で『愛』って言うんだろ」
魂まで届いた。
しばらく泣いた。

三上山雪
現在到達している「愛」の概念の一番確かな部分。
三上山と出会って、とても幸運だった。
昔、中東に生まれていた時、幸運にもイエス様に出会い、言葉をいただいた。
「皆があなたと同じなのではない。
あなたが皆と同じなのだ。」
三上山は、イエス様と同じことを私に諭してくれた。
この言葉に心が震えた人は幸いだ。
他にも多々お世話になった。
続きます。


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