大学時代は、新聞配達で学費と生活費を稼いでいた。
新聞奨学生というやつだ。
日に三食食べられないほど貧乏だった。
例えば、大学二年の時同級生から「食うか!」と、チョコをひとかけもらった。
今でも覚えている・・・うまかった。
数年ぶりのチョコだった。
貧乏自慢はさておいて、配達仲間の話である。
他社の新聞奨学生で哲学科の男子と、配達途中に時々会話した。
ある日、興奮気味に彼は話しかけて来た。
「星も美しい、空も、森も、花も、すべて美しい。
宇宙の本質は「美」なんじゃないだろうか。」
と、嬉しそうに。(いい奴だったなぁ・・・)
そこで、わたしはひらめいた。
「存在している物事に意味はないよ、ただそこにあるだけ。
美しいと思うのはお前の心がきれいだからだよ。」
と返答した。
褒められてうれしいような、でも予想外で混乱しているような、複雑な顔をしていた。
我ながら名答(笑)だったと思い出す。
綺麗だと宇宙を定義づけているのは自分自身。
その意味で、宇宙は自分が作っている。
見つめている人の数だけ宇宙は存在する。
それを「パラレルワールド」と、言うのだろう。
花を見て美しい、星を見て美しい、空も雲も・・・そんな風に思えるあなたは素敵です。
表題の写真、花は畑の雑草です。
見てくれてありがとう。


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