以前勤めていた会社で、「花いっぱい委員」 を言い渡された。
新入社員だったからかな・・・?
多肉植物が植わっている、少し欠けたプランターを捨てるように言われた。
生きてるのにな・・・でもちょっと元気がない。
人目に付かない場所に移動して、時々水をやった。
開発中の高効率太陽電池の、夜間の作業を受け持った時のこと。
早朝、真空容器を持って、別の研究棟に移動しようと外に出た。
夜が明けつつあった。
何者かが、後ろから肩をポンポンと叩いた。
かすかな感触で、「人じゃないな」と感じた。
「誰??」振り向いたが、もちろん誰もいない。
その方向に歩いてゆくと、かくまっていたプランターがあった。
きれいな、眉間のチャクラに似た花が咲いていた。
「咲いたよ!!」
と、花が声をかけてきた。
正確には、「咲いたよ」と「ありがとう」を混ぜたエネルギー。
肩をたたいて呼び止めたのは、見て欲しかったんだ。
美しかった・・・・・
花の名前を調べたら「松葉菊」。
あちこちで見かけるが、みんな私のことを知っているみたいだ。
あの時の出来事を共有してるのかな。
フリー素材からいただいた写真を載せたが、あの時の花の美しさは別格だった。
感動して心が動くと、そのその瞬間それと一体になる。
とてもとても幸せな感覚。
恋愛に似ている。
生きてて良かった。
あなたと会えたから。
大げさではない、本当にそう思える瞬間。


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